症例紹介   -お肌-

 当院の症例の一部をご紹介いたします。 


①しみ
②いぼ
③にきび跡


当院は他の手術も行っております。
こちらにない症例はinstagramをご覧ください。

①しみ

皮膚に現れる色素沈着の総称で様々な種類があります。
老人性色素斑、そばかす(雀卵斑)、肝斑、ADM、炎症後色素沈着などが含まれます。

それぞれ色素の存在する皮膚の深さが異なるため、色調や治療法が異なります。

当院での治療は、

・ピコレーザー:レーザーによる衝撃破で色素を破壊
・IPL:光による熱で色素を破壊
のいずれかで治療を行います。

特にピコレーザーはお悩みにより照射方法が異なり、
・トーニング
低出力レーザーを広範囲に照射
                     全体のトーンアップや肝斑の改善を目指す
・スポット高出力レーザをピンポイントで照射
                     集中的にメラニンの除去を目指す

を行っています。

また、当院ではしみ治療と同時に肌質改善を目指す
・ピコダブル:トーニング+フラクショナル
※フラクショナル:細かく点状にレーザーを照射
も人気の施術となっております。


【40代 女性  ピコスポット  】
境界が明瞭な濃いしみがお悩みでした。
【術中経過】
麻酔なしで病変にピンポイントに照射します。
輪ゴムではじかれる程度の痛みがあります。
【術後経過】
照射当日より2週間程度テープを貼付し、連日軟膏を塗布していると、しみがかさぶたとなり剥がれてきます。術後3か月は赤みがあり、色素沈着予防のハイドロキノンを塗布していただきます。

【70代 女性  ピコトーニング(ダブル)10回照射  】
境界が明瞭しみと不明瞭なくすみがお悩みでした。
ダウンタイムが少ない治療を希望されました。
【術中経過】
麻酔なしで顔全体に照射します。
輪ゴムではじかれる程度の痛みがあります。
【術後経過】
ダウンタイムはほぼなく、照射当日より普段通りの生活が可能です。しみ予防の内服や外用を併用していただき、徐々に色調が改善するだけでなく、小じわや毛穴など肌質の改善も期待できます。

②いぼ(脂漏性角化症)

皮膚が老化することでできる、盛り上がった茶色の良性腫瘍です。
日光によるしみのように見えても、触れて凹凸があればいぼに変化している可能性が高いです。

液体窒素による治療は安価ですが、治療が複数回に及ぶことと、周囲への色素沈着をきたすことから、あまり推奨していません。 


当院の治療は、整容面に配慮し、
・CO2レーザー:炭酸ガスを照射し組織を蒸散させる

で治療を行います。
 

【70代 女性    CO2レーザー】
外での運動習慣から、いぼが多発していました。
【術中経過】
塗る麻酔などを行い各病変に照射します。1回で除去が可能ですが、ヒリヒリとした痛みがあります。
【術後経過】
照射当日より治癒促進の被覆材を貼付し、2-3日に一度交換していただきます。
術後3か月程度は赤みがあり、色素沈着予防のハイドロキノンを塗布していただきます。

③にきび跡

にきびは炎症を伴ったのち治癒すると、凹みや赤みなどのあとがのこります。
にきびあとなどの傷跡は、自然に治癒するには限界があるため美容医療が必要となります。 
 

当院の治療は、特に高い効果と低いリスクを併せ持つ
・ピコフラクショナル:細かく点状にレーザーを照射

を行っています。

これはにきび跡だけではなく、 毛穴や小じわの改善など美肌効果も期待できます。 

【20代 女性  5回照射+イソトレチノイン併用】
にきびをできにくくする保険診療の治療を先行しましたが、跡が消えないため照射を希望されました。
嚢腫様のにきびも多発したためイソトレチノインの内服も併用しています。
【術中経過】
塗る麻酔を行い全顔に照射します。
輪ゴムではじかれる程度の痛みがあります。
【術後経過】
照射直後は赤みがあります。
保湿などを行い、4日前後で赤みがひきます。

【10代 男性  5回照射】

にきびをできにくくする保険診療の治療を先行しましたが、跡が消えないため照射を希望されました。
【術中経過】
塗る麻酔を行い全顔に照射します。
輪ゴムではじかれる程度の痛みがあります。
【術後経過】
照射直後は赤みがあります。
保湿などを行い、4日前後で赤みがひきます。